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2021年07月09日オンライン記者会見にて「スマイルデンチャー“Sing(シング)”」を発表

 

多様化する患者様のニーズに合わせたしゃべりやすく、歌える入れ歯「スマイルデンチャー“Sing(シング)” 」の研究開発を行い、7月15日(木)販売を開始いたします。

 

 

 

 

 

 

写真左:従来の入れ歯  写真右:スマイルデンチャーSing

 

しゃべりやすく、歌える♪入れ歯開発の背景

2004年にスマイルデンチャーという金属のバネを使わない「目立たない」入れ歯の販売を始めた三和デンタルでは、入れ歯製作において歯科医院や一般の患者様より様々な要望を受けてきました。

その中でも特に多かったのが「営業職なので話しやすくしたい」「発音がしづらい」という、入れ歯を口の中に入れたときの使用感に関する要望です。

入れ歯の違和感をなくすために私たちにできることは何か、課題に向き合うことからはじめました。

 

開発技術の向上で不可能を可能に

口の中に入れたときの違和感を改善するうえで最大の課題となったのが、金属や樹脂など素材の強度と精度の限界です。薄く、小さい入れ歯を作ろうとした際に強度や精度が維持できない課題が常にありました。

CAD/CAMという、これまで手作業で行っていた患者様ごとに合わせた入れ歯の設計をコンピューター上で行い、チタンという金属部分を3Dプリンターで製作しました。製作のデジタル化により従来の方法では難しいとされた構造も実現でき、設計を行う歯科技工士の理想するような製品を作り上げることができました。

 

スマイルデンチャーSingの3つの特徴

(1)目立たない

スマイルデンチャーは入れ歯の保定装置であるクラスプという金属のバネを使用しないため、口を開けても入れ歯と気づかれません。

(2)今までにないフィット感

金属部品は3Dレーザーチタンという特殊な製法で作られた金属を使用し、通常の入れ歯よりも圧倒的な薄さを実現しました。また口の中で違和感を伴う部位を可能な限り避ける設計で製作されるため、歌の発音の邪魔をしません。

(3)持ち歩ける

入れ歯は通常口から外した時、乾燥による変形を防ぐため水中での保管が推奨されています。スマイルデンチャーSingは変形の心配がありませんので、専用のケースに入れて歌うときのみ普段の入れ歯と付け替える、というスペアとしての使用が可能です。

 

また2021年7月7日にはオンライン記者会見を開催にて「スマイルデンチャーSing」について発表させていただきました。その際のアーカイブ動画が以下より視聴可能ですのでご確認くださいませ。