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2021年12月17日【健口サプリ #7】白く輝く歯を手に入れるには?

皆さん、こんにちは。
歯科衛生士/表情筋トレーナーの内田佳代です。
前回は、「歯ブラシの道具」ということで、私がオススメする歯ブラシの道具についてお知らせしました。今回は、「歯を白くする方法」についてお知らせします。
※本ページでは、歯磨き用のジェルやペーストなど歯磨剤を「歯磨き粉」と表記しています。

歯磨き粉で歯は白くなる??

白く輝くキレイな歯は、誰もが憧れますよね?透明感のある白い歯は、笑顔が輝くポイントの1つにもなります。できれば手軽に歯を白くしたいもの。

手軽といえば「ホワイトニング効果のある歯磨き粉」が思い浮かぶと思います。

「お勧めのホワイトニング用の歯磨きグッズを教えて?」と聞かれることが多々ありますが、残念ながら日本国内では、歯を白くする効果のある歯磨きグッズは存在しません。本来の歯の色よりも白くする方法で学術的に認められているものは、「過酸化物(過酸化水素か過酸化尿素)からなるホワイトニング剤」のみです。

これらの成分が入っているホワイトニング効果がある薬液及び歯磨き粉等は、現在日本では、法律により薬局やインターネットでの販売や購入は認められていません。※アメリカなど、薬局やインターネットなどでホワイトニング効果のあるグッズや歯磨き粉を購入できる国もあります。

日本で販売されているホワイトニングとうたわれている歯磨き粉のほとんどは、「着色除去」の効果のみです。本来の歯の白さを変えるのではなく、歯についてしまった着色汚れを歯ブラシで除去することにより、汚れが落ちて歯が白くなる(元の歯の色になる)というものです。

ですので、残念ながら「手軽に歯の白さを手に入れる」ということは難しいのが現状です。

歯も年齢で色が変わる 加齢とともに歯の色もくすむ

肌の色と同じく、歯の色も持って生まれた色があります。もともと黄色っぽい方、白い方など個人差があります。それぞれ持って生まれた色味の違いがありますが、みな年齢とともに歯も黄色みをおびていきます。歯も加齢により変化をするのです。

歯が黄色くなる原因は、主に下記の2つになります。
・タバコのヤニ、お茶・紅茶の茶渋などの着色汚れ
・加齢による黄ばみ

着色汚れは、歯磨き粉をうまく利用することで、着色を抑えることができます。ただし、全ての着色を除去できるわけではないので、着色が気になる方は歯科医院でのクリーニングで着色除去を行うのが確実です。

加齢による黄ばみは、ホワイトニングを定期的に行うことで、歯の白さを保つことができます。

お肌もどんなにお手入れしても、くすみなど加齢による変化は20代と全く一緒というわけにはいかず、ハリ・色・ツヤなどが変化してしまいますよね。歯も同じく、20代と60代では、正しいケアや定期健診で歯や歯肉の健康は保つことはできても、色の変化には抗えません。

年齢とともに、歯も象牙質の色の変化などにより、黄色味を帯びてきてしまいます。

歯を白くする2つの方法

ホワイトニングには、2つ方法があります。
1)オフィスホワイトニング
2)ホームホワイトニング

詳しく説明していきましょう。

1)オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニングです。多くの場合、1回で終了します。ホワイトニング剤を歯科医師・歯科衛生士が歯に塗布し、歯を白くしていく方法です。結婚式やイベントの前に白くしたい!時間をかけずに白くしたいという方にお勧めです。

2)ホームホワイトニング
ホワイトニング用トレー(マウスピース)を作成し、ジェルをトレーに入れ、寝ている間(もしくは日中)にホワイトニングを行う方法です。好きなときに好きな期間だけ行うことができます。

過酸化物の濃度が低いため、白くなるのに時間がかかりますが、自分のペースで白くすることができきるのが特徴です。薬液がなくなったら薬液のみ買い足すことで、繰り返し行うことができます。
※ホワイトニング剤は、日本では、歯科医院のみでしか買うことができません。

また、2つのホワイトニングを合わせて行う「デュアルホワイトニング」もあります。
美容院やエステサロンなど、歯のホワイトニングができる場所がありますが、歯の漂白効果が学術的に認められているのは過酸化物からなるホワイトニング剤で、医薬品医療機器等法では、医療用具とされており、歯科医師・歯科衛生士の資格を持たない方が行う行為は違法になります。学術的に認められていない薬液の使用・もしくは違法行為になりますので、歯科医院以外でのホワイトニングはお勧めしません。

歯の白さを保つには

1度ホワイトニングを受けたら、白さを永遠にキープできるわけではありません。前述したように、加齢による色の変化や、着色による歯面の汚れもあるため、定期的に歯のクリーニングを受けましょう。そうすることで、白さとつややかさを保つことができます。

歯の色が白くつややかになるだけで、口元に自信が持て、口を開けて笑うのが楽しくなりますし、赤いリップも白との対比で映えますよ!

ネットの歯磨き粉の広告などに「芸能人も愛用!」など、ホワイトニングをうたう効果を出しているものがありますが、前述したように歯磨き粉は、着色を除去する効果しかないため、購入しても希望の白さになることは難しいでしょう。また、最近就任したビックボスこと新庄剛志監督のような白い歯を手に入れたい!と思っても、残念ながら、あの白さはホワイトニングでは難しいです。

歯の色が気になる方は、かかりつけの歯科医院で「どんな白さにしたいのか?どのような方法が適しているのか」を診断してもらうことが、白く輝く歯を手に入れる近道です。歯が白くなるだけで、気分も良く、鏡を見るのが嬉しくなりますよ!

 

次回の健口サプリは『顔の筋肉も衰える?』についてお知らせします。

 


内田佳代(うちだ かよ) 歯科衛生士・表情筋トレーナー

東京医科歯科大学歯学部附属歯科衛生士学校卒
早稲田大学大学院創造理工学研究科修了 経営工学修士

「噛むこと」を意識させる、歯科衛生士ならではの表情筋エクササイズ、口元からの美を提案し、全国各地で講演・セミナー開催。ミスユニバース地方大会セミナー担当。NHK「きれいの魔法」など美容番組・雑誌等へ多数出演。ぶんか社「ガム小顔ダイエット」監修。表情筋エクササイズDVD「笑顔づくり編」「スッキリ小顔編」も好評。